ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか

著者名 山根純佳・平山亮
出版社 勁草書房
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子育てや介護のケア労働は、「女性であればうまくケアできる」という見方によって、女性は社会からケア責任をうまく果たすことを求められ、過剰な責任を負わされる。当書では、「ケア責任のジェンダー不均衡」が社会の中でどのように作られてしまうのかわかりやすい文章で語られる。私たち一人ひとりがケアに対する考え方を今一度見直すきっかけとなる本。